2面が道路に面し、また敷地に2棟を配したランドスケーププランとなっており、茶器の窯変釉をモチーフとした外壁タイルの色合いが、古都鎌倉の街と調和した外観となっています。
住まう方を歓待する門構えは、重厚感あるタイル壁と縦格子で構成されており、奥行きのある表情と庇のラインが風格を感じさせる佇まいです。エントランスホールから眺められる中庭には、豊富な植栽や庭石を配置し、朝日、夕暮れ、夜の照明灯りと時間の経過に伴い表情を変え、季節の移ろいを鮮やかに映し出すデザインとなっています。
エントランスホールの天井に設えた深緑の和紙調のクロス、白木調の格子など“和”の美しさを基調として間接照明を適度に配置することで、静閑な雰囲気を醸し出す広々としたスペースに仕上げました。
各住居については71㎥〜97㎥台のゆとりある広さにオプションを含めた様々なバリエーションを持たせ、個々の生活様式に応じた多彩なプランを取り入れました。1階の専用庭にはリビングとフラットにつながったウッドデッキや、リビングバイザーを備え、開放感に包まれた空間を演出します。