神奈川区台町は東海道五十三次の神奈川宿として栄えた歴史ある街です。
老舗料亭に隣接する本建物は、歴史を受け継ぎ、街並みとの調和を大切にしたいとのお客様の想いから、外観のデザインはえんじと黒を基調とした落ち着きのある色彩としました。
建物のアプローチやエントランス内部は、白・黒・グレーの無彩色と
ステンレスやガラスの無機質な素材を組み合わせることで
シックでシャープなしつらえを演出しています。
内廊下の閉塞感を軽減させるため、明かり窓を設け白色を基調とした明るい内部廊下は、玄関配置の工夫によりプライバシー性の高い住空間を創っています。